ミルトンエリクソンから生まれたミルトンモデルとは

ミルトンエリクソンについて色々と紹介していますが、ミルトンエリクソンから生まれている「ミルトンモデル」という言葉があることはご存知でしょうか?

ミルトンエリクソンは、精神科医であり、催眠療法家であり、心理学者でもありました。肩書だけを見てもものすごい人だという印象がありますが、他にも“アメリカ臨床催眠学会”というところの創始者でもあり、その初代会長も勤めています。

ミルトンモデルとは、そんなミルトンエリクソンの巧みな言語パターンを分析・体系化したスキルだと言われています。

重い身体障害に生涯悩まされてきた彼ですが、特に17歳の時に目だけを除いた全身が麻痺してしまった事が、後の彼に最も影響を与えたとも言われているそうです。彼は独自のかつてなかったような優れている心理療法を生みだすこととなっているので、この出来事がなければ今の優れた心理学はないと言えます。

目以外の体は全身麻痺していても、家族などを目で観察することを覚えたのだそうです。コミュニケーションもまともにとることができないのに、赤ん坊が自力で歩くことを自然に学んでいく過程を観察の中から覚え、自分も同じようにすれば歩くことができるようになるのではないかと、自ら自分の為のリハビリテーションを考案するというものすごい人です。

ミルトンエリクソンの心理療法には、「催眠誘導」、「積極的介入」、そして「短期間」という3つの傑出した療法があります。こういう過去の辛い経験から、後のすごい治療法につながるなんて、本当に心理学の天才だと言えますよね。

ミルトンエリクソンについて知れば知るほど、すごい人だなと思うようになります。